キラキラと炭くずの話
8回目。
気づいたら怒涛の7月が終わっていた。
平成最後の7月なのにあらゆることに忙殺されてしまった。かわいそうに。安らかに成仏してくれ。
7月、あまりに忙しすぎた。
終わってしまうと一種の燃え尽き症候群みたいなものがやって来て、8月に入って冷凍みかんのアイスを食べながらぼんやりしてたらもう2週間たった。
時の流れが無情すぎて涙出そう。
毎回これ書いてる気がする。
ブログを書く度に無情扱いされる時の流れ、かわいそすぎる。やめないけど。
詳細は伏せるけど、この数年、ひとつの目標のために、それなりに努力をしてきた。
6、7月はその一環として、実際にそんな世界を覗いてみよう的な時期だった。
楽しみはあった。収穫もあった。
でも、それ以上に、失望というか、諦めというか、そういうモヤっとしたものが溜まったのも事実だった。
実際に踏み込んだ現実は全然綺麗じゃなくて、自分一人の力じゃどうにもならないくらい澱んでいて、これを一生やるのかと思うと、上手く言い表せないけど、夕飯にそこそこ苦手なものが出た時のような気持ちになった。
モヤッ。
手元にあると思っていたキラキラしたものがだんだん色あせてくすんでいくような、なんかそんな感じ(てきとう)
ただ、ああしたらいいとか、自分ならこうするとか、きっとたぶん、若さゆえの跳ね返りみたいなのも一緒にうまれて、そういった色褪せやくすみに必死に抗おうとしていた。
ちゃんと若気は至れてた模様。
実際、現場に出たら、現実に打ちひしがれて、辛うじてあるキラキラの残渣さえも真っ黒なの炭くずみたいになるのかもしれない。
このモヤッを飲み込んで諦めてみんな大人になるんだろうか…。
数年後には、今の自分を嘲笑いながら、ボロボロの炭くずに見慣れて「あの時は若かったわ〜」とか言ってるんだろうか。
それはちょっと悲しい。
向上心は忘れずにいたい。
自分は自分の手の届く範囲でできるだけ努力したいし、キラキラはキラキラのままずっと持ってたい。
と、今のところは思っている。数年後は知らない。
綺麗事ばっか言っていつかボキッて折れそう。
とりあえず、自分もああなるかもと覚悟はしつつ…。
まあ何とかなるかな〜とか、かる〜い気持ちで冷凍みかんのアイスを食べている…。そんな夜です。